自分の直したいところを棚卸しする回①【自分の嫌いなところ】

こんにちは、「やす」でございます。

今日は日中に車を運転していると暑さを感じて少し窓を開けました。

もう2月も中旬。

昨日はコンビニの駐車場でバッタを見つけました。

「春が近づいて来ているな。」と感じます。

さて、タイトルにもあるように、今回なぜ自分の嫌いなところを棚卸ししようと思ったのか。

その理由は最近よく見ているYoutubeの「大愚和尚の一問一答」チャンネルで、ある動画を見たからです。

どんな動画を見たのか

そもそも「大愚和尚の一問一答」チャンネルとは?

視聴者から寄せられる、様々な相談に対して仏教的なニュアンスを織り交ぜながら、アドバイス(処方箋)を提供するチャンネルです。

私は初詣に神社に行きますし、祖父の葬式は仏式でしたが、クリスマスは子供の頃から楽しみにしてきた、典型的な日本人(無宗教)です。

ですが、仏教の教えについては、人生を上手に歩んでいく上で知ってて「面白い、役に立つな」と最近思います。

そして、私が最近、視聴して「あぁ、自分の事かもしれない..。」と図星を突かれて、心がキュッとなった動画がこちらです。

余談ですが、私が本格的に人生に悩み始めて早1年が経過し、その過程で参考にしてきたチャンネルは下記の通りです。

1.適応障害になって休職している期間・・・本(主に喜多川 泰さん著書)※特に上京物語がオススメです。

2.復職して暫く経った頃~退職願を出した頃・・・八木仁平の自己理解チャンネル

3.退職願を出して、一時期後悔した頃~現在・・・大愚和尚の一問一答チャンネル

この動画を見て思ったこと

上記の動画の相談内容はこうです。

・相談者:30代の男性
・内容(要約):自分の仕事を天職だと感じたことがない。これまで、天職を求めて10社以上の職歴がある。
新卒で就職した会社で勤め続けて、それなりの地位を獲得している人の方が幸せそうに見える。
自分は転職する度に自分を見失い、何がやりたいのか分からなくなり、収入も上がらない。この仕事が天職なのかも分からず、目の前の業務をこなしながらも、どこかに天職があるのではという思いが捨てられない。
天職とは、いったい何なのでしょうか?

動画を見ていて、「天職を公言している人に対して、見ているこっちが恥ずかしくなるなんて事は思わないけど、天職を求める相談者さんの心が自分と似ているな…」と思いました。

なぜなら、私もこれまで就いてきたどの仕事に対しても、心から自分の天職だと感じたことがなく、昔から憧れていた公務員の仕事でさえも、2年間で辞める決断をしてしまったからです。

大愚和尚の処方箋を聞いて感じたこと

大愚和尚のアドバイス(処方箋)の要約:
仕事の数は約4万あると言われている。昨今、多くの人が天職について悩んでいる。その原因は選択肢の多さである。
ぜひ、大きな建物が建つ工事現場へ行ってみてください。中々、工事が進まないなと思っていたら、基礎工事をやっていたという事がある。大きい建物が建つためには、立派な基礎が必要。
それに対して、寺院など日本建築の建物は束石(つかいし)の上に建物が乗っている。なのに、なぜ、今日まで崩れずに残ってきたのか。それは、柔軟性があるから。

基礎もない、バランスも柔軟性もないような人間はキャリアをアップすることは出来ない。

「転職」することを否定はしない。しかし、条件がある。
行った先々で、ちょっとでもいいから基礎を築くこと。下への深堀りをせず、表面だけを見て仕事をしてきた人は、どれだけ深くに基礎が埋まっているのか見ない。
小さくても基礎を築き建物を建ててきた人は、しっかりと評価される。その仕事の深み、重み、面白さを感じるところまで働いてこなかった人は、次から次へと仕事を移っていく。
転職する度にキャリアアップする人はいる。そういう人は、行った先々の仕事の表面をなめるだけでなく、かじるだけでなく、何らかの杭を打ち込んできたのでしょう。
ひとつの会社から評価、実績を得られないまま、毎回、イチからやり直しするだけの転職を続けても、次の会社は何を評価して貴方を採用したらよいのか。
また、給与に対する学びや働きをせず、天職を見つける為に入ってくる労働者は、経営者の立場からして邪魔でしかない。
「周囲から惜しまれてする転職」は幸せな転職である。
今後も転職をし続けるにしても、「これは自分の天職か?」と疑うのではなく、その会社から「学ばせてもらう気持ち」「会社、顧客に対して給与以上に貢献する気持ち」「ここまでやるか、というくらい働いてみる」「怖いとき、逃げるのではなく、練習する」。
「辞めないでくれ」と言われるくらい自分の役割を果たそうとしてください。それが基礎を作るという事。その上に、必ず建物が建ちますから。
仕事はするものではなく、育てるものです。自分もその仕事に合うように育て、進化させていくものです。「面白さ」も自分で深めていくものです。

私はこの処方箋を聞いた時、図星を突かれたような気がして、心がキューっと痛くなりました。

私は1社目の会社は体育会系の社風や営業という仕事が合わず、転職しました。

転職活動の際、大きな実績がなかった為、第二新卒として、先輩や周囲からお膳立てしてもらった小さな実績と若さを売りに活動しました。

2社目では、運よく希望する「人事職」としてキャリアチェンジを果たし、興味のある仕事で、人間関係も良かったので、それなりに楽しく働いていました。

でも、思いっきり、がむしゃらに仕事をしていた訳ではありませんでした。

今思うと手を抜いて仕事をしてたなと、思います。

それは、現職においても同じです。

現職は全く興味が湧かない仕事をしています。

これは、自分自身に対する言い訳なのか。

でも、どうやったら興味のない仕事に全力投球できるのか。

私は、頭を抱えました。

周囲から惜しまれながら転職するくらい全力で働きたい気持ちがある反面、興味がない仕事に対して、どうやったら全力投球できるようになるのか。

いや、こんな事を考える時点で自分は幼稚な思考回路しか持ち合わせていないのか。

仕事をスポーツに例えてみます。

私はマラソンが好きではありません。

毎年開催される、箱根駅伝は感動します。

しかし、自分自身が長距離を走ることに楽しさを感じません。

「給与を渡すからマラソンしろ。時々、42.195km走れ。」

と、言われても深めようとか、学ぼう、育てよう、全力で頑張ろうと思えません。

働くって、与えられた仕事を手際よくこなすだけじゃない。

ロボットではなく、人間として仕事をする以上、成長したい。

楽しさを感じたい。

やりがいを感じたい。

難しいです。

パート2の記事に続きます。