はじめまして、「やす」です!
30歳の独身のサラリーマンです(2024年10月現在)
これまで2回転職し、現在は地方公務員として働いています。
さて、今回は初投稿の記事ということで、次の2つについて書き留めようと思います。
- ブログを立ち上げた理由
【→仕事に関する悩みから解放されて、日々に満足し、人生に満足できる人を増やしたい!また、自分自身もそうなりたいから!】 - 今後、自分が成し遂げたい事
【→人が持つ個性と社会が調和して活気に満ち溢れた世の中にしたい!】
そんな私自身、働く意味について大学のアルバイト時代から最近に至るまで「生活していくため」以外に考えられませんでした。
しかし、絶対幸せになれると思って就いた職業で適応障害になったことがキッカケで、自分自身と真剣に向き合い、ようやく自分なりの答えを絞り出すことができました。
当記事では、それまでの経緯や今後のビジョンについて綴っていこうと思います。
もし共感していただける部分があれば、気軽にコメント頂ければとても嬉しいです!
それではよろしくお願いします!
これまでの経歴について
私は2017年3月に大学を卒業して社会人になりました。
ちょうど、今年で8年目です。
(時間が過ぎるのは本当にあっという間です…)
経歴を簡単にまとめると、こんな感じです。
1社目 | 上場企業 | 新規営業部 |
2社目 | 中小企業 | 人事課 |
3社目 | 地方公務員 (行政職) | 総務課 |
そんな私は社会に出てから、いや、出る前から、ずっっっっとモヤモヤしていることがありました。
それは…
「自分に向いている仕事、やりたい仕事ってなんだろう...?」
です。
昔の私は親や親戚に将来の夢を聞かれても「うーん…公務員かなぁ?」とイメージで答えるだけ。
高校生の時はそれでもよかったですが、大学3年生になっても自分のやりたい事は見つからないまま、いよいよ就職活動へ突入しました。
あなたも「自分がやりたいこと」が曖昧な状態で就活に励み、内定を貰った中から一番待遇が良さそうな企業に就職しませんでしたか?
お恥ずかしながら、私はそうでした。
そして、周囲から「すごい!」と言われたい気持ちから、たまたま内定を貰うことができた大企業に入社する事にしました。
朝、目覚めると口が自由に開かない
しかし、せっかく入社した大企業を私は2年と1カ月で退職しました。
理由は大きく3つです。
①どうしても仕事内容に興味が持てなかった
②新規開拓営業が向いていなかった
③体育会系の社風に馴染めなかった
1年目の終わりからは毎朝、顎が痛くて、寝ても疲れがとれない日々が続きました。眠っている間ずっと歯を食いしばっていたようです。本当は「石の上にも三年」と言われるように、3年間は勤めようと頑張ったのですが、耐えることができず某リ〇ルートエージェントに助けを求めました。
この経験から「適材適所」や「個々の才能」に興味を持ち、人に関わる「人事関係の仕事」をやってみたい、と思うようになりました。そして、約2ヶ月の転職活動の末、未経験可で人事職を募集していた従業員数150人程度の中小企業に巡り合い、無事、内定をもらうことができました。
人事らしい仕事をもっとやりたい
やってみたかった人事の仕事に就いたものの、田舎の企業だった為、人を募集してもなかなか集まりませんでした。たくさんの就活生などと出会い、企業ブースで話をして、「会社選びの参考になるような話ができたらな」と思っていたのですが、そんな機会はかなり少なかったです。
会社自体はワークライフバランスや従業員の仲が良くて、前職とは違った平和な毎日を過ごせていました。
しかし、採用活動や社内研修など人事らしい仕事をもっとやりたいのに、それをできる環境がなかったため、次第に焦りを感じるようになりました。
また、コロナ禍で経済が不安定だったこともあり、将来への不安は益々高まっていきます。
昔から漠然と憧れていた「公務員」という職業
就活市場では少子高齢化による売り手側の優位が続き、若手人材の取り合いが激化しています。その波は官公庁にも及んでおり、公務員の採用試験は競争倍率がどんどんと低くなっています。
私はこの機会をチャンスと捉えて、昔から憧れを抱いていた公務員の採用試験を受けることに決めました。平日の仕事終わりと土日に勉強や面接の練習に励んだ結果、晴れて公務員になることが叶いました。
自分自身を見つめ直すキッカケ
採用通知が届いたときは本当に嬉しかったです。
憧れていた公務員になることが決まり、これで私の人生は一生安泰だと本気で思っていました。
あまり大きな声では言えませんが、正直なところ公務員の仕事には「楽」なイメージがあったことも事実です。
でも、実際は1年目から深夜1時過ぎまで残業したことも何度もありますし、土日の両方出勤して、そのまま月曜日が始まる…なんてこともありました。
それに、住民対応も大変です。どうしても対応できないことがあって丁寧に説明しても「お役所仕事だ」と怒鳴られることもしばしばありました。
人生で初めての心療内科受診
そんな生活の中で私は人生で初めて「適応障害」になり、2カ月間休職する事になりました。
「先輩職員がこなせている仕事を自分は耐えることができなかった」
そんな悔しい気持ちがありました。
同時に、安泰に憧れて公務員になったのに、実は安泰じゃないことに気が付きました。
もちろん、よっぽどのことが無い限りクビになりません。給与も年功序列で上がりますし、退職金も多く、世間から安定と言えば公務員というイメージを持たれています。
しかし、それは「定年まで続けることができれば」の話です。
他自治体でもメンタルを病む公務員は年々増加傾向にあります。
出所:一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会 https://www.jalsha.or.jp/tyosa/result/
それでも当時の私には、折角なった公務員という職業を捨てる勇気は無く、職場復帰して再び働くことを目標に療養していました。
休職期間中は自己啓発本を何冊も読み、自身の思考や行動を変えて「生まれ変わった状態」で職場復帰して、迷惑をかけた分を頑張って取り返そうとしていました。
自分自身を「本当の意味で見つめ直す」
落ち込んでいた気持ちは徐々に回復し、2ヶ月後に職場に戻りました。以前とは違う配置になり、また一から仕事を覚え直すところから始まったのですが、周囲のサポートもあって順調に復職できました。
しかし、「自分にとって安泰ではない仕事」を続けた先に、どんな自分になれるだろうかと毎日、自問自答するようになりました。
自分は「公務員」になりたかったのであって、「公務員の仕事内容」に興味があったわけではなかった。仕事内容は「得意」でも「好き」でもない。数年おきに必ず異動がある職場で自分自身の「適性」や「やりたいこと」を満たし続けることは難しい。このまま続けても、毎日を生き生きとした気分で過ごせるのか?もし、10年後にもう続けられないという状況になった時に、自分のスキルは民間で通用するのか?
そもそも、自分にとって「向いている仕事って?」「本当にやりたい事って...?」
一生安泰だと思って公務員になったにも関わらず、「自分にとっては違った」という事実にどうしていいのかわからなくなりました。
再び二十歳前後の頃と同じ悩みに逆戻りしてしまった訳ですが、もう二度とこんな思いはしたくないという気持ちから、今回は本気で自分自身と向き合う覚悟ができていました。
自己理解プログラムとの出会い
そうと決まれば行動が早い私は「本当にやりたいこと」を見つけるためにネットで検索したり、天職を見つけるための本を読んだりし始めました。
その中で出会ったのが「自己理解メソッド(世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 )※Amazonページへジャンプします」でした。
著作権を避けるため詳しい内容は割愛しますが、初めの内はメソッドを参考に自力でやりたい事を見つけ出そうとしていました。
でも、自分のことを自分一人で理解する事は本当に難しかったです。そもそも、それができていれば、とっくの昔にやりたい仕事に就けているはずですからね…。
そこで意を決して「プログラム」に申し込むことにしました。
結果として、専属コーチのサポートを受けながら、3カ月間みっちりと自分に向き合うことができました。
ざっくりとプログラムの内容を紹介すると下記の順番に自分を理解します。
- 大事に思っていること(価値観)→得意なこと→好きなこと→「本当にやりたいこと」
プログラムを終えて分かったことは、幸か不幸か、自分の価値観や得意、好きなことは公務員という職業にはマッチしなかったということです。
今後は自分の「本当にやりたいこと」で生きていくために、近い内に公務員を退職する方向で考えています。
今後のビジョン
人生において誰かのために頑張ることは尊いことですが、その事で自分自身を削ってはいけないと思っています。
周りを見渡すと、レール(高校→大学→就職→結婚→子育てetc…)に何の疑いもなく乗り続けている人が大多数です。
仕事を辛い事、我慢する事と割り切っている人も大多数です。
しかし、この大多数の考え方に対して私のように「ほんとにそれでいいの?」とモヤモヤした気持ちを抱えている人は実は多いと思います。
現状、私はたった1度の人生なのに、モヤモヤした気持ちに蓋をして、レールに沿って生きてきました。
気が付くと30歳になってしまいました。
「人生って思ってたよりも短いんじゃないか?」と、最近よく思います。
今後の人生は自分の好きなことで満たしたい。
大多数に流されることなく、自分が幸せだと、満足だと感じる方向に進みたい。
死ぬときに「楽しい人生だったなあ。」と満足した状態で死にたいという自分の価値観に気が付きました。
あなたは週5日間辛い仕事を我慢して2日間解放される人生に満足していますか?
同じような悩みを抱えている人に「満足」という価値観を提供したい。心からそう思っています。
現状を変える為には、私もあなたも勇気が必要だと思います。でも、苦手なこと、本当はやりたくないことで頑張っても、元々それが得意で好きな人には及びませんよね。
やはり、人生を謳歌するには、まずは自分自身を理解することが一番の近道だと考えています。
私は自己理解プログラムを通じて、コーチングという仕事に興味を持ちました。
コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。 この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。
出所:一般社団法人日本コーチ連盟
今後は自分がコーチになるまでの過程を発信していけたらいいなと思っています。
また、読んでよかった本や皆さんの人生にプラスになるような情報等を記事にしていこうと思っています。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
では、今日はここで終わり!